心の傷~犯罪被害後の実態
どんなに幸せな暮らしをしていても、犯罪は無差別にあなたの身にふりかかることがあります。
犯罪を予知することはできないし、また犯罪に決してあわない方法もありません。
しかし、犯罪に対してはある程度の予防ができないわけではありません。
もしも、あなたが犯罪の被害にあってしまったら、
もしも、あなたの大切な人が犯罪の被害にあってしまったらどうするか、
対策を考えてみましょう。
犯罪では物質的な被害よりも、大きな被害は心の傷です。
事例として、ご紹介いたします。
PTSD(トラウマ)症状
突然の衝撃的出来事を経験することによって生じる、特徴的な精神障害です。
このPTSDが持つ特色は、明らかな原因の存在が規定されているという点で、災害、戦闘体験、犯罪被害など、強い恐怖感を伴う体験があるということです。
被害後の実例より
・事件が些細なきっかけで蘇り、精神的に不安定になる
・人間不信になり、他人全てが泥棒にみえる
・いつもびくびくして夜も眠れない
・盗聴器や盗撮の不安に駆られる
・不安感から外出が出来ず、又一人になれない 等
午後5時頃男3人が侵入、
一人でいた奥さんをガムテープでぐるぐる巻きにし、
従業員への支払いのため用意していた給料3000万を奪われる
事件の後、娘さんが少し物音がしただけでもビクビクしてPTSD(トラウマ)症状に陥った
同社会長談…新聞提示では3,000万だが、諸々経費や、燃料費、その他を考えると実際の被害総額は5,000万以上
午前4時頃外国人風の男5~6人が侵入、
寝ていた社長と奥さんをガムテープでぐるぐる巻きにし、手提げ金庫とバックから現金を奪う。
事件の後、奥さんはPTSD(トラウマ)症状に陥り自宅は分譲マンションだったが、怖くなって家族が住めなくなったため、賃貸マンションに引っ越す。
元のマンションは売りたくても、泥棒に入られた住宅と言うことで売買は難航中。
営業終了後に無人の事務所に侵入される。
はしごを使い2階窓から侵入したらしい。
同社社長談:後始末や警察の対応・得意先への説明等で対応に追われ、通常の業務に支障が出ている。
会社の先行きに不安も有り(その後社長は心労のため寝込む)
侵入盗難被害
被害後の実例より
トラックに積んであった空調機、テレビ、ビデオなどが盗まれる。
前日トラックに積み込み翌朝発送予定だった。
トラックはエンジンが掛かってなくてもボタンで荷台の扉が開く仕組みだった。
トラックはハサミの様なもので運転席がこじ開けられていた。
●トラックの修理と商品の損害の弁償が必要
入荷したばかりの商品を狙い、夜間トラックを横付けされ店内全ての商品をごっそりと持っていかれる。
窓の格子がはずされて、ガラスが割られていた。
●何回か盗難に遭っていたので保険会社からは契約を拒まれていた。
商品230点を大量盗難された紳士服販売が放火される。
新たに入荷した商品の再盗難を心配して泊まり込んでいた同洋品店社長は死亡。
●バットを持って泥棒を捕まえようと泊まり込んで見張っていたらしい
侵入盗難被害は・・・
- 商品を盗まれると、営業する事が出来ず、休業から廃業になるケース増える(売る商品がない)
- 商品が盗難に遭って、保険申請しても免責されたり、支払いに長期掛り、継続延長は認められないケース有り
- 預かり商品が盗難に遭った場合、信頼関係がなくなり継続しての契約が出来なくなる。同業界の信用も落ちる
- 薬品や劇薬などが盗難に遭った場合は保管問題も含めて社会的な責任を問われる
ピッキング・ガラス焼き破り侵入増加中
窓ガラスを割られて侵入されると・・・
- ガラスを修理する
- ガラスを壊れにくいものに交換する
- 雨戸・シャッターなどを取り付ける
- ガラス以外のものに交換する
ドアを壊して侵入されると・・・
- ドアを修理する
- ドアを壊れにくいものに交換する ※賃貸だと簡単に交換できない
シリンダーを壊して侵入
- シリンダーを修理する
- ピッキングされにくいものに交換する
- 補助鍵を取り付ける ※賃貸だと簡単に交換できない
修理・交換は取り急ぎ程度で容易には出来ず、1度入られると鍵の複製等が考えられ、2度3度と続けて入られる。
侵入された場合の被害としては
- 通帳・印鑑を盗まれ全ての銀行預金を下ろされる
- ガラス、シリンダー交換・ドアの補修等で高額出費になる
- 盗聴器やカメラなどが仕掛けられることもある
- 無人の場合だと、直接的な被害は少ないが在宅だと強盗になり直接被害は多大
金庫破り・手形流出
被害経過説明
午前12時頃 窓ガラスが割られ、2階事務室の金庫(重さ約100㎏)が壊され、側面に開けられた穴より、現金60万と6300万分の約束手形が盗まれる。
警察へ通報=現場検証・犯行確認
被害届け提出、保険手続き、修理補修依頼、得意先・関係者・近所へ説明挨拶・片づけに追われる。
盗まれた約束手形が方々に散らばって流出し、買取を要求する電話が頻繁に掛かる様になる.。
銀行に説明し専用口座を止めて手形を不渡りにする。
期限切れの一部の約束手形に付いて訴訟を起こされる。
会社には頻繁にちんぴら風の取り立て屋がやって来て、一部の買取要求。
(拾得回収したとのことだが、身の危険を感じ警察に相談するが取り合ってもらえず)
訴訟や取り立てに付いて弁護士に相談するが長期になるとの見通し。
万策尽きた社長は、買取屋の要求をのみ一部手形拾得の礼金として600万を払う。
一部訴訟については現在も裁判中。
- 手形事件については、民事訴訟のため、民事不介入の原則が有り警察は動けないのです!







